[主要目次]
1 マクロトライボロジー
1.摩擦力学
1.1 静止摩擦力とアモントンの法則
1.2 動摩擦力
1.3 動摩擦力の測定方法
1.4 はしごの摩擦
1.5 ベルトの摩擦
1.6 ベルトによる動力伝達
1.7 スティック・スリップ
1.8 ばねとダッシュポットでつるされた物体の運動
1.9 動摩擦係数の変化とスティック・スリップ
2.なめらかな表面の接触と摩擦
2.1 3種類の接触
2.2 接触と弾性変形
2.3 点接触に関するヘルツの公式
2.4 線接触に関するヘルツの公式
2.5 せん断応力とせん断強度
2.6 球が弾性接触しているときの静止摩擦係数
2.7 弾性変形の限界
2.8 弾性変形の限界を越えたときの摩擦力
2.9 ころがり摩擦
3.油があるときの摩擦
3.1 潤滑油と摩擦
3.2 粘度と動粘度
3.3 クエット流れとポアゼイユ流れ
3.4 粘度の測定方法
3.5 ストレイベック線図
3.6 ストレイベック線図と摩擦の形態
4.流体潤滑1
4.1 動圧軸受とレイノルズ方程式
4.2 圧力発生に重要なパラメータ
4.3 くさび効果とスクイズ効果
4.4 すべり軸受のすきま形状
4.5 すべり軸受の動圧分布
4.6 すべり軸受で支えられた軸の振動
4.7 すべり軸受ところがり軸受
5.流体潤滑2
5.1 レイノルズ方程式の限界と修正
5.2 表面の弾性変形とレイノルズ方程式
5.3 EHLにおける粘度増加の重要性
5.4 温度の上昇とレイノルズ方程式
5.5 乱流とレイノルズ方程式
2 ミクロトライボロジー
6.表面粗さと接触
6.1 実際の表面
6.2 表面粗さの表し方(1)
6.3 表面粗さの表し方(2)
6.4 表面粗さの測定方法
6.5 粗さを考慮した接触と真実接触面積
6.6 圧縮とせん断が同時に加わるときの応力状態
6.7 粗さのある表面の静止摩擦係数
6.8 アモントンの法則の意味
7.固体の摩擦係数
7.1 空気中での金属の静止摩擦係数
7.2 金属の表面と酸化膜
7.3 酸化膜の潤滑効果
7.4 プラスチックスの摩擦係数
7.5 金属とプラスチックスの摩擦係数の比較
8.表面と潤滑剤の相互作用
8.1 液体の表面張力と液滴の形
8.2 せっけん膜にはたらく表面張力
8.3 ラプラスの式
8.4 毛管上昇
8.5 液体の表面張力の測定方法
8.6 ヤングの式
8.7 固体の濡れ性と臨界表面張力
8.8 自己疎液性
8.9 凹状液面の蒸気圧とせまいすきまへの液体の凝縮
8.10 分離圧
9.分子の吸着と境界潤滑
9.1 吸着
9.2 ポテンシャルエネルギー
9.3 物理吸着と化学吸着
9.4 トライボケミストリー
9.5 分子の極性と境界潤滑膜
9.6 境界潤滑膜の構造と強度
9.7 分子の配向と境界潤滑膜の強度
9.8 無機反応皮膜の生成と潤滑作用
9.9 境界潤滑の力学モデル
10.鉱油のはたらきと分子構造
10.1 鉱油
10.2 鉱油の分子構造
10.3 石油精製による鉱油の製造
10.4 鉱油の分類
10.5 鉱油の粘度
10.6 鉱油の粘度と温度
10.7 粘度指数(VI)
10.8 鉱油の粘度と圧力
10.9 鉱油の酸化安定性
10.10 酸化のメカニズム
11.潤滑油添加剤
11.1 粘度を調整するための添加剤
11.2 潤滑油粘度の非ニュートン性
11.3 動きを円滑にするための耐荷重添加剤
11.4 厳しい条件に耐えるための耐荷重添加剤
11.5 耐荷重添加剤のうまい使い方
11.6 酸化防止剤
12.特殊な潤滑剤
12.1 合成潤滑基油
12.2 グリース
12.3 グリースの流動特性
12.4 固体潤滑剤
問題の解答
索引
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