1.マクスウェル方程式と電磁波
1-1 マクスウェル方程式
1-2 マクスウェル方程式の意味
1-3 電荷と電流に関する連続方程式
1-4 電磁場ポテンシャルとゲージ変換
1-5 電磁場の波動方程式
1-6 クーロンゲージによる方程式
1-7 電磁場のエネルギー保存
1-8 電磁場の運動量
1-9 平面電磁波
1-10 平面波のエネルギーと運動量
1-11 電磁波の偏光とスピン
演習問題1.
2.電磁波の伝播
2-1 周波数が一定の電磁波のマスクウェル方程式
2-2 電磁場の境界条件
2-3 平行導体板に挟まれた空間での電磁波解
2-4 導波管内を伝播する電磁波の方程式
2-5 長方形断面の導波管中のTE波
2-6 ヘルムホルツ方程式の球面波解
2-7 球面電磁波
演習問題2.
3.電磁波の放射
3-1 遅延ポテンシャルの導入
3-2 遅延ポテンシャルが波動方程式の解である証明
3-3 ヘルムホルツ方程式のグリーン関数
3-4 電気双極子放射
3-5 放射されるエネルギー
3-6 単色波放射における長波長近似
3-7 磁気双極子放射
演習問題3.
4.特殊相対性理論
4-1 相対論入門
4-2 ローレンツブースト変換
4-3 ローレンツ変換と因果律
4-4 速度の合成、固有時、ローレンツ収縮
4-5 4次元速度ベクトル、運動量、運動エネルギー
4-6 相対論的運動方程式
演習問題4.
5.電磁場のローレンツ変換
5-1 4次元座標系の表記法
5-2 ローレンツ変換と共変微分
5-3 電磁場ポテンシャルの共変形式
5-4 電磁場の共変形式
5-5 電磁場のローレンツ変換
5-6 等速度運動する電荷のつくる電磁場
演習問題5.
6.電磁場中での荷電粒子の運動
6-1 粒子の相対論的運動を表すラグランジアン
6-2 電磁場中の荷電粒子の相対論的運動
6-3 共変的運動方程式とゲージ不変性
6-4 アハラノフ・ボーム効果
6-5 一定電磁場中での荷電粒子の運動
6-6 一定磁場中での電荷の運動
6-7 直交する磁場と電場中での電荷の運動
6-8 一定電場中での電荷の運動
6-9 平行な電場と磁場中での電荷の運動
演習問題6.
7.加速運動する電荷からの電磁波放射
7-1 リエナール・ヴィーヒェルトポテンシャル
7-2 運動する電荷に伴う電磁場
7-3 遅延ポテンシャルによる導出
7-4 加速する電荷から放出される電磁波
7-5 加速度が速度と平行な場合の放射
7-6 加速度が速度と垂直な場合の放射
7-7 チェレンコフ放射
7-8 電荷による電磁波の散乱
7-9 電磁波放射の反作用
7-10 電荷をもつ調和振動子による電磁波の散乱
演習問題7.
付録
A.ベクトル解析の公式
B.角運動量
演習問題略解
索引
コラム
場の理論
光子のスピン
デルタ関数
フーリエ変換
位相速度と群速度
ベッセル関数と膜の振動
球ベッセル関数
角運動量演算子と固有状態
電磁波の角運動量とパリティ
マイケルソン・モーリーの実験
ローレンツ変換
光の「質量」
ローレンツ因子
質量・エネルギー・運動量の単位
タキオン
共変性
正準運動量の役割
ゲージ場の理論
ニュートリノ検出器