数学の新刊
線形代数の演習
A5判・248頁・1890円
 本書は,「入門 線形代数」に準拠した演習書である。基本的な問題が解けるように,次の点を心がけている。(1) 各節のはじめには重要な定義,定理,公式を簡潔にまとめている。(2) 行列式,連立1次方程式などが実際に計算できるようになることを重視して,数多くの練習問題を準備した。(3) 例題の解答がページ内に収まるように工夫し読みやすくした。さらに2色刷にすることにより重要なポイントをわかりやすく示した。(4) 各節ごとには理解を深めるための演習問題を,そして章末には基礎問題・応用問題を精選して掲載した。

理科系の基礎 微分積分
B5判・184頁・2205円
 理科系の科目を学ぶために必要な微分積分についての一通りの知識と技能を得ることを目標としている。数学IIIで学ぶ内容については必ずしも前提とせず,いろいろな関数についても高等学校の復習も入れながら,できるだけ平易に記述する。また,図やグラフを多用して,十分な例題と問を配して理解と応用力を深められるようにし,章末には難易を配慮した問題を掲載する。

応用解析の基礎
A5判・280頁・3045円
 本書は,微分積分,線形代数などを学んだ後に,各自の専門科目を学ぶ際に必要となる応用解析のいくつかの分野をコンパクトにまとめたテキストである。説明にあたっては,厳密な記述よりは,簡潔でわかりやすい記述で書かれている。また,豊富な例題や演習問題を多く解くことにより,定義や公式が意味する内容をより深く理解し,それらを確実に身につけることができるように十分な配慮がなされている。

基礎課程 線形代数
A5判・176頁・2205円
 著者の講義経験をもとに簡潔にまとめられた線形代数の入門書。初学者が新しい概念を学ぶ際にできるだけ心理的負担が少なくなるように,新しい概念の導入にあたっては,適宜解説を入れることで,これから学ぶ内容の展望と目標をはっきり示し,また,全編を箇条書きの形式で書くことにより,理解できている箇所とできていない箇所が明確になるよう配慮されている。さらに,天下り式の定義を避け,具体例から導入すること,そして既知の事柄とこれから学ぼうとする事柄を関連づけることで,初心者かとまどうことなく線形代数を学ぶことができるようにまとめられている。

数学の探究的学習
=センター試験 数IA・IIBを通して創造力を育む
A5判・328頁・2835円
 本書は,大学入試センター試験 数学IA・IIBの問題を「じっくり考え,しっかりわかる」ことを通して,数学における基礎的な概念や原理・法則の理解を深めるとともに,応用力を身につけ,さらに,考える力や創造力を育むために,どのように学習したらよいかを提案・実践する書である。「読む」「書く」「作る」という三位一体の探究的学習を実践するために,センター試験で実際に出題された具体的な問題を設問順に取り上げ,まず,例題の解答と基本的な考え方について述べ,次いで,解答をいかに文章で書き表すか,を解説する。そして,定義と定理・公式等をあらためて復習したうえで,自分で問題をいかに作るか,その考え方・方法・視点を紹介する。

工科系学生のための 微分方程式講義
A5判・184頁・1995円
 本書は,工科系学生のための常微分方程式の入門書である。まず微分方程式を解く際に必要となる微分積分の基礎的内容について復習したうえで,1階微分方程式からはじめ,2階線形微分方程式,べき級数による解法,そしてラプラス変換による解法まで解説する。理論の詳細よりも,多くの例題をとおして,まずは「微分方程式が解けるようになる」ことを目標に,解法の手順を明確にし,さらに計算も非常にていねいに与えることで,初心者がとまどうことなく学ぶことができるように配慮されている。なお,付録には微分方程式をより深く理解するうえで必要となる定理等の証明を載せ,必要に応じて学ぶことができる。

確率論教程シリーズ5
確率解析
A5判・320頁・4515円
 本書の目的は,Brown運動に基づく連続な経路をもつ確率過程に対する伊藤解析,Malliavin解析およびこれらの応用について解説することである。確率過程の基礎的な事項からはじめることにより,初学者ができるだけ少ない予備知識で読めるように配慮され,丁寧な証明が与えられている。

線形代数学30講
B5判・144頁・1680円
 本書は,理工系学生を対象とした線形代数学の入門書である。一つのテーマにつき見開き4?6頁で完結させることで読みやすくかつ見やすい構成をとり,通年30回の講義で必要最小限の基礎的事項を学ぶことができるよう配慮し,さらに,例題等を多く掲げ,実際に計算ができるようになることを目標に掲げてまとめられている。(新学習指導要領の学生に対応できるよう配慮)

微分積分学30講
B5判・160頁・1785円
 本書は,理工系学生を対象とした微分積分学の入門書である。一つのテーマにつき見開き4?6頁で完結させることで読みやすくかつ見やすい構成をとり,通年30回の講義で必要最小限の基礎的事項を学ぶことができるよう配慮し,さらに,例題等を多く掲げ,実際に計算ができるようになることを目標に掲げてまとめられている。(新学習指導要領の学生に対応できるよう配慮)

例題と演習で学ぶ 微分方程式
A5判・128頁・1785円
 本書は,理工系の学生がはじめて微分方程式を学ぶための入門的解説書である。将来進む専門分野で微分方程式の知識が役に立つことを念頭におき,なるべく多くの微分方程式を紹介し,さらに,理論的なことよりは,例題を通して解法をきちっと身につけられるようになることに主眼をおいてまとめられている。例題,演習問題もやさしいものを取り入れ,数学が得意でない学生もきちんと学ぶことができるよう配慮されている。

要点明解 統計学 改訂版
A5判・208頁・2362円
 理論の詳細よりは,統計学の考え方・見方がわかるように要点をおさえた解説がなされている初学者向けの入門書。改訂にあたっては,初学者がつまずきやすい内容等をはじめ,全面的に内容・構成を見直し,さらには例題を追加することで,学習内容の理解をより深めることができるよう配慮した。

理工学のための 線形代数
A5判・208頁・2205円
 理工系の学生に必要な線形代数を解説したものである。厳密な理論というより,自然科学の基礎,あるいはその道具としての線形代数学について,基本的な概念と実際の計算方法を,限られた時間で一通り身に付けられることを目的としている。例題や問・章末問題は,数学以外の工学への応用問題もいくつか取り上げており,解答は,試験の解答にふさわしいように詳細に書かれている。他の書籍を参照することなく,本書だけで十分知識が得られ,自学自習にも適している。

線形代数学講義
A5判・248頁・2310円
 高校で行列やベクトルを履修していなくても理解できるように、初等的なところから解き起こしている。行列に関する様々な計算の仕方と行列を使った連立1次方程式の解法,さらにベクトル空間の意義を理解し、行列の計算を結びつけて考えることを学ぶ。証明もなるべく省略せずに書かれ、具体的な計算問題や確認問題を数多く配置し、詳しい解答を用意して確実に理解できるようにした。

理工学のための 微分積分
A5判・272頁・2520円
 理工系の学生に必要な微分積分を解説したものである。厳密な理論というより,自然科学の基礎,あるいはその道具としての微分積分学について,基本的な概念と実際の計算方法を,限られた時間で一通り身に付けられることを目的としている。例題や問・章末問題は,数学以外の理工学への応用問題もいくつか取り上げており,解答は,試験の解答にふさわしいように詳細に書かれている。他の書籍を参照することなく,本書だけで十分知識が得られ,自学自習に適している。

基礎から学び考える力をつける 微分積分学
A5判・262頁・2415円
 幅広い学習レベルの学生に適合するように書かれた微分積分学の教科書。微分・積分こと始めからスタートし、大学での微積分に早く馴染めるようにしている。基本的な事柄の説明や定理の証明は、懇切丁寧にできるだけわかりやすく説明し、独学で学習しても十分理解が得られるうおうにしている。

経済学教室6
経済統計
=産業活動と物価変動の統計的把握
A5判・256頁・3465円
 経済統計を担う人材を養成することを目的としている。経済統計がどのように作成されているのか,1本の川の流れのように説明する。すなわち,調査対象を見つけることから始まり、集団とレジスター、センサスと基本調査、加工統計と指数に至る一連の流れとして説明する。我が国の経済センサスの創設に中心的役割を果たしてきた著者らによって纏められた経済センサスの入門的解説書であり,統計調査にかかわる人にとって必携。

理工系新課程 線形代数演習
=解き方の手順と例題解説
B5判・128頁・1995円
 解き方の手引きと例題の解説に重点をおいてまとめられた演習書.基本的には姉妹本の教科書「理工系新課程線形代数」(改訂版) の内容に準じ,つまづきやすい点や重要な問題に焦点を絞り,解法のポイントと例題演習を通じて理解を深めることを目的としているが,もちろん,教科書が同書とは異なる場合でも十分演習書として利用できるよう配慮し,標準的かつ基本的な内容を取り上げている。あわせて35のトピックと問題を厳選し,解法のポイントを整理して解法を「手順」として示し,答案に書く際の解答の見本となるような解答例を示す.

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※価格はすべて定価です。