『化学工学の基礎と計算(原書第4版)』 内容紹介文
工業化学・化学工学系の学生にとって,単位操作を学ぶ前に,化学プロセスの理解とその定量的な把握すなわち収支計算の基礎を理解することは必須である。本書はこの物質収支・熱収支計算法を具体的に判りやすく解説した書である。各章は,基本的事項の概説,物質とエネルギー収支の組立て方の説明および工業物理化学の解説から成り立っている。原理の説明には理解を容易にするために多くの例題を用い,章末には多種多様の問題が付けられている。
使用単位はSI単位となっており,大学・工専の工業化学・化学工学系の初級向け教科書・参考書として最適である。(原著:D.M.Himmelblau, Basic Principles and Calculations in Chemical Engineering, 4th ed.)
〔主要目次〕 
1.工学計算序論 
2.物質収支 
3.気体,蒸気,液体および固体 
4.エネルギー収支 
5.物質・エネルギー収支の組合せの適用 
付録