書籍内容詳細
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  ISBN4-563-03388-X
書籍名 計算力学とCAEシリーズ13
有限要素法の数理   数学的基礎と誤差解析
(ユウゲンヨウソホウノスウリ)
著者名 菊地文雄
(キクチフミオ)
出版社 培風館
判型 A5 頁数 288 発行日 2017-09-04 税込価格 ¥5390
本書は,有限要素法の数学的理論,なかでも収束や誤差評価について論じたものである。有限要素法は,①微分方程式の近似解法である,②複雑な物体を単純な幾何学的形状の要素の集合体とみなすこと,③個別科学を横断的に結ぶ役割を果たし学際的な性格を有すること,という特色があるという視点から,有限要素法における数学の役割について解説する。数学的理論面を扱った本書は,技術者にとっても理論と応用の掛け橋として役立つものである。
[主要目次]
0.有限要素法について
1.偏微分方程式の境界値問題と弱定性化,変分問題
2.Ritz-Galerkin法
3.有限要素法
4.補間誤差
5.有限要素解の誤差評価
6.各種の近似と技法
7.あん点型変分問題と混合型有限要素法
8.非圧縮性流体に対する混合型有限要素法
9.電磁場問題に対する混合型有限要素法