本書は、信号理論、伝送理論、変復調理論、光通信理論の基礎から、移動通信、衛星通信といった応用までを扱い、理論が応用にどう反映しているかを知ることができる。今後、情報伝達の分野は多方面に広がり、有線伝送ではケーブルや光ファイバー、無線伝送ではマルチパス伝送路などますます応用的になり、「いかに周波数を有効に利用するか、雑音をいかに克服するか」が課題となる。その課題に答えるべく、執筆者はわが国の第一線で活躍する研究者が当たり、「情報理論とその応用学会」の総力をあげまとめられた成書で、理論と応用の架け橋となることを目指している。 [主要目次] 1.情報伝送理論序論 2.信号理論・通信理論 3.伝送理論 4.変復調理論 5.誤り制御理論 6.同期 7.光通信理論 8.移動通信 9.衛星通信 10.スペクトル拡散通信とその応用
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