本書は,新しいデジタル社会に対応した人材育成のための「数理・データサイエンス・AIモデルコアカリキュラム」を踏まえたリテラシーレベルの教科書である。様々なデータを適切に読み解き,分析する力を身につけられるように,まず,私たちの生活のなかでビッグデータやAI技術がどのように活用されているかを紹介したのち,各種データの扱い方や表現方法,Excelの操作等を身近な例を使って説明し,データ解析の基礎となる確率と統計や,AI技術を支える機械学習について具体的な例を用いてわかりやすく解説する。さらにデータを扱う際の留意点やデータに関する法律,倫理,個人情報保護の考え方についても述べ, AI技術の進展や実社会でどのように応用されているか等,最先端の話題にも言及する。 (主要目次) 1.社会におけるデータ・AI利活用 2.データリテラシー 3.データ・AIを扱う上での留意事項 4.確率と統計 5.実践データサイエンス(機械学習) 6.社会における数理・データサイエンス・AI(1)―機械学習の現在・過去・未来 7.社会における数理・データサイエンス・AI(2)―ビジネスにおけるデータサイエンス 8.社会における数理・データサイエンス・AI(3)―人工知能技術と社会実装の取り組み 問題の解答 引用参考文献 索引
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