計算機の発達とともに進歩した「離散数学」の一分野,グラフ理論を初学者向けに解説した教科書・参考書。点(頂点)と線(辺)でつながりを示す「グラフ」の性質を学ぶ過程は,論理を組み立てていく楽しさや,意外な結びつきがもたらす驚きにあふれている。本書はグラフ理論を十分に成熟した学問ととらえ,純粋にその基礎を伝えることを目的としている。解説にあたっては,ほとんどの定理・命題にていねいな証明を付しており,初学者がじっくり読み進めることができるように配慮し,論理を追う楽しさを重視している。また,豊富な演習問題や課題が掲載されており,解答も詳細に与えられているため,より深く内容を理解するための一助となるであろう。 (主要目次) 1. グラフ理論の基礎概念 2. 連結度 3. 平面グラフ 4. オイラー回路,ハミルトン閉路 5. マッチング 6. 彩色問題 7. グラフマイナー A. 付 録 問題の略解 参考文献
|