微分方程式をはじめて学ぶ読者を対象にした入門書。特に，解を求めること(解法)を中心に解説する。微分積分や線形代数の知識があると望ましいが，高校で学ぶ微分積分の公式の知識だけでもほとんどの内容を読み進めることができる。解説にあたっては，学ぶ内容をできるだけ絞り，その分，式変形を含め，他書でははぶかれるような計算でも省略せず記して懇切丁寧に説明することを心がけ，数学に自信がない読者でもストレスなく読めるよう配慮されている。さらに，“例”によって問題の解き方をわかりやすく解説するとともに， “例題” をとおして解答の書き方をもしっかりと学ぶことができる。なお，節末には，“問題”を載せ，読者が自身で理解度を確認できるようにしてある。
(主要目次)
1. 1階微分方程式
2. 2階および高階微分方程式
3. 連立線形微分方程式
4. 2元連立微分方程式
5. その他の解法
問題解答
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